▪️マスク=プロテスト→プロテクトへ

前回、マスクをする目的はプロテストからプロテクトに変わった。でも共通していることは先が全く見えないということ、という書き出しのブログを書いた。

香港社会全体としてはそういうことだと思っている。企業や働く個々の人々から見たらどうだろう。既に、レイオフや給料のカットが始まっているし、駐在員の家族は帰国してる。慣れない在宅勤務や時短があちこちで試されているけれど、狭い香港でこれまであまり導入されていなかったパターンがそうそう簡単に効率良く運ぶとは思えない。マネジメント側も働く側もお互いを信頼するしかない。これほどまでに仕事に対するパッションや責任感が試されることはないだろう。頑張る人は頑張るだろうし(もしかしたら、却って集中力が高まりいい仕事をしている人も少なくないかも)、これを機会に怠ける人もいるだろう。怠ける気が無くても、気が散る環境であることは間違いない。

試練。既に、様々な業界で悲鳴が上がり始めている。観光、小売、サービス、飲食、etc。前年同月の50%ほどしかカバーできていないところは多いはず。教育現場もなかなか再開できない。チャイナのように1億何千万がオンラインで学習を再開したというような基盤もないはず。

▪️そしてボディブローに続いてアッパーカット

昨年の6月から始まったデモ(プロテスト)で香港の経済はボディブローをもらった。小康状態ではあるもののデモはまだ終わっていない。コロナウイルス騒ぎはふらふらになってるところに、アッパーカットを喰らっているようなものだ。

もちろん、僕のところも例外ではない。この数年、事業のやり方をすこしづつ変えてきたのが功を奏していて壊滅的とまでいかないが、足が血についている感じはない。ウイルスの方は天災だから抗うことができない。デモも抗えないし、抗うつもりはないが、軸足を変えるなど全く対処の方法が無いとも言えない。ここはむしろOutside the boxなアイディアが出てくるのを期待して一発逆転を狙うのではなく、むしろ香港が置かれている状況をClosed Worldとして捉え、状況を構成しているひとつひとつの要素を、じっくり研究することで付き合っていくしかないだろうな。

ポストデモ、ポストウイルスも睨んで。

Photo by John Keller from Pexels

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