僕はデザインや広告の仕事をしてきた。デザイナーではないけれどまったくのノン・デザイナーよりはデザインに関してはうるさい(あたりまえか)。

今朝、MTRに乗ったら目の前のパネルにこの広告があった。ありがたいことに始発なので必ず座れる。そうすると対面の席に人がいなければこうやってストレートに目に入ってくる広告もある。(というか、ふと考えてみると広告が座った人で思い切り隠れるってのもすごい)

香港のビッグなレストランチェーン美心グループの広告。このグループ’は中華料理店に始まり、カジュアルな洋食のお店に加え、同じ名前のパン屋さん、別ブランドでパンとケーキの東海堂、スターバックスに一風堂までカバー。まさに香港の人たちのダイニングライフのあちこちに関わっている。すごい。

それでこの広告。僕の目に違和感がいくつか。あなたはどう感じますか?同じ場所が気になったり、それほど気にならなかったり、あるいはまったく違う部分が気になったりするのではないだろうか?

女の子の表情が不自然で美味しそうに見えない(ように見える)

②右側のくだけた書体のコピー「超足料・超YUMMY」だけどYUMMYの位置が中途半端かな。女の子が発した美味しい言葉だからこの位置ってことかな?

③そもそもヘッドコピーと女の子とこの料理という3大要素同士の位置感覚、バランス感覚がしっくり来ない気がする。

④フッターの帯には香港上海銀行(HSBC)のクレジットカードを持ってたら30%引きという情報だけど、こんなにべたっと帯をしかなくてもカードの写真と組み合わすなどのすっきり感は出せるはず。

⑤ヘッダー右にあるブランドのロゴを左に、ヘッダー右にある「百分之百香港製造」はここじゃなくて少し小さくして料理の上においてみるとお皿の右に置くとかして、全体とのバランスも再調整して・・・。

まぁ、他所様のお仕事にぶつぶつ言っててはいけない。自らの仕事を常にアップグレードせねば。社会の価値観や、文化的に積み重ねられてきたもの、上の5項目に色彩感覚も含め、何年いても違うものは違うなと考えさせられます。

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