タイトルの通り。ものすごいことになっている。全人口が700万人少しなのだからその1/3が訪れていることになる。もはや彼らはリピーターを越えて「通」であり「マニア」であり「おたく」だ。僕なんかよりよっぽど日本の歩き方を知っている。(海外で23年暮らしているから当たり前か)

この現象には様々な背景があると思う。因果関係ではなくても相関関係にあるいろいろなパラメーターを見つけることが出来ると思う。

■LCCのおかげで安く海外に旅ができる。デジタルのおかげで情報はあちこちにすぐシェアできるから、世界の距離が縮まった。そもそも香港から日本には3~5時間で移動できる。

■香港人は昔から旅行が趣味の一つ。仕事もそれほど制約にならない。躊躇なく休暇を取る。数年で仕事を変わるからまとまった時間もできる。そして香港国際空港は世界へのハブだ。

■日本ファンが多い。ハイテクやエンタメのイメージはなくなってもアニメの影響は強いし、飲食やサービス業への信頼度は高い。

■少しずつではあるが、所得も上がっている。一方で日本の物価は大きく上がっていない。

そして、決定的な要素は次の二点だろうと思う。

■為替。民主党政権時代には1香港ドルは約11円だったのが、19年5月の時点で14.2円。2年ほど前には16円だった。

■ファミリーが重要な単位の香港人にとって家を持つ事は、ホンコンドリームだったが、10年で2倍という不動産価格の高騰によって(平均価格1億4000万円!)終焉。結果、趣味やライフスタイルにお金を使うことが多くなってきた。

豊かな自然、歴史的な遺産、素晴らしい食事、礼儀正しい人々、ウォッシュレット。しかも、なんでも安い!行かない手はない。以上が、年間のべ250万の人たちが押し寄せる背景だ。

ところで、その①

たくさんの旅行客が来てくれるのはうれしいけれど、日本人はきちんともうけることができているんだろうか?

例えば、香港でも大人気のラーメン。この間も書いたように、下手をすると一杯1400円する。日本だったら5~600円でもそれなりに美味しいラーメンを見つけることができるはず。もちろんスープ、茹で加減、盛り付け、タイミングどれをとっても数段上の出来だろう。ホテルだって香港なら古めかしくて、シャワーもあまり

こういうことを言うと顰蹙を買うのはわかっているけれど訪日客から3倍の値段をいただいてもいいんじゃないかと思ってしまうくらい。器用で努力家の日本人。お客様は神様の日本人は泣きながら笑いながら、いいものを安く作ってしまう。でも、それだけの価値を提供しているのだから、お金を出してもいいと思う人からはいただくべきだ。シンガポールを見習おう。

ところで、その②

今後、日本には外国人がどんどん増えていく。外国資本が日本企業を買ったり、これまでは違って日本市場に直接進出したり。移民という形ではないにしても、街のあちこちで旅行客ではない外国人が増えているのは周知の事実。海外に出ていかなくても、海外の方が日本に入ってくるアウトサイドインな状況。ビジネスの現場でも外国人と接する必要も多々出てきているはず。そんな時、英語や中国語が出来て、日本が大好き、民度も高い香港の人々をリエゾンとして登用する考えはどうだろう?香港は前述のように生活のコストが高く、また、中国化が様々なところで進んでいく中で、できれば移民したり、海外で働きたいと考えている若い人たちが多くなっている。紹介やセミナーなど関連のビジネスでも始めようかと思うくらい。こちらの大学やコミュニティにもつながりがあるので、関心のある方々いかがですか?

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